売り手市場と言われる薬剤師転職。
でも、そんな中ブラック求人やブラック転職サービスがあるのはご存知でしょうか?
ブラック求人を見分けるコツや転職で大事なことを、業界人目線で徹底解説していきます!
目次でわかるブラック求人
あなたの職場はブラックですか?ブラックな職場だと感じる環境要因は何ですか?
完璧に満足いく職場なんてなかなかないものですが、不満に感じる要因がいくつも重なると、ブラックだと感じてしまうのが人間ですよね。
・休憩時間は調剤の合間にしかとれない
・サービス残業が当たり前
・事務員が軟膏・水剤・散剤の調剤をしている
・常時1人1日に40枚以上の処方箋を処理してる
・週休・有給がとれない
・教育体制がなく、離職率が高い
▶詳細:【特集記事】ブラック調剤薬局は、中で働いていると気づけない!?働きやすい薬局の見分け方
あくまでも以下は一例ですが、使いにくいサービスはこんな傾向があるんです。
前にいたブラックは、社長の息子が薬剤師。いつもなんらかの理由をつけていなくなる。でも保健所的には所在してるので、その息子分を他の人でカバー。なお息子以外は二人しかいない。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10115095660
世の中は薬剤師不足。どの病院でも、薬局でも、「不足していない所のほうが珍しい」レベルで、薬剤師の転職売り手市場は今後もしばらく続くでしょう。
「薬剤師 転職」で検索するとずらずらとでてくるたくさんの情報サイト。
なぜこんなにサイトが多いのかというと、ズバリ 「薬剤師転職」はお金になるから。
よく読むと、どのサイトも「複数の転職サイトに登録した方が良い」
って書いていませんか!?
なぜ複数サイトかというと、1つの転職サイトに薬剤師1人が登録すると、6~8万円の収益になるのが原因。
つまり転職を考える薬剤師1人が、5つの転職サイトに登録したら、30万~40万円の大金がもらえるんです。
当然、サイト運営者は 「複数の転職サイトに登録して~」って目が¥マークに!
転職1人あたり、100万円。そう聞くと驚く人も多いでしょう。
とはいえ、薬剤師以外の転職でも、1人採用あたり年収の10%~30%が支払われるのが相場です。
年収600万円のサラリーマンが転職したら、三割で180万円、2割で120万円……と考えると、「薬剤師1人あたり100万円」というのは、そこまで高い訳ではないのがお分かりいただけるのではないでしょうか。
もちろん薬剤師の転職業界でも、一律100万円という訳ではないのであしからず。
しかし自分が「100万円以上の価値のある商品」と思われていることは、知っておいて損はありませんよ。
だって転職支援会社のアドバイザーが「転職ができるようサポートしてくれる」のは、それだけ大きな額が動くからなんですから。
最後に伝えておきたいのが、「あなたがなぜ転職したいのか」という理由を明確にすることの大切さ。
転職は短期決戦だからこそ、目の前の好条件に飛びついてしまわないよう、給与でも環境でもなんでも、なぜ転職したいのか、次はどんな環境で働きたいのか、明確にしておきましょう。
転職サービス・アドバイザーだって、納得しないままに入社→すぐ退職されるのはどうしても避けたいところ。いくら無理と思っても、最初にありのままの希望を話すことで、お互いに納得感を持って進めることが出来ます。
なんといっても、あなたはアドバイザーにとって 「100万円で売れる商品」なんですから、遠慮せずに働かせてしまいましょう。
「こんなに本音をさらけ出してくれているんだ、なんとしてでも良い転職を実現してあげたい!」と思わせることが大事なのです。
アドバイザー側も、面談で薬剤師の本音を引き出すのに苦労しているのが現実。
そのワガママに真剣に向き合わないアドバイザーはこちらからお断りしてしまいましょう。
バリバリ働きたい人と、まったり働きたい人。
一人で黙々処方箋をこなすスペシャリスト派、周囲と連携して働く派。
一人一人働き方の傾向があるように、転職サイトやアドバイザーによっても、給与交渉が得意だったり、職場環境の裏情報まで教えられたりと、向き不向きがあるんです。
簡単にタイプ別におすすめの転職サービスも紹介します!
「ブラック求職者」と呼ばれてしまうような求職者も、中にはいる……
そんな噂話を聞いて、薬剤師転職支援の経験が豊富なアドバイザーに話を聞いてみました!