業界人の本音トーク
あなたは転職サービスを選ぶ時に何を基準に選びますか?
担当者が薬剤師業界についてのエキスパートで、かつ自分の要望を理解してくれ、最終的に希望にぴったりの企業を紹介してくれること。
一番期待するのはココですよね。
つまりベストなマッチングに尽力してくれるのか?ということだと思います。そしてそれを判断する指標のひとつが、サービスを利用した転職者がその後、離職せずに楽しく働いていたかということです。
離職率1%は確かにスゴイのですが、実は元々薬剤師の離職率自体が低いんです。
さらに、その数字の裏には隠れたトリックが。
この数字は、3ヵ月以内の離職率なんですね。3ヵ月以内に離職する人はもともと少ないので、この数字は薬剤師に限っては特にスゴイことではないんです。
しかも離職率1%以下の数字は2011年とだいぶ前のものなので、それ以降更新していないということは、もっと離職率が上がっていることも予想されます。
それに、離職率が高いからといって一概に”悪”だとは言い切れません。
独立志向が強かったり、キャリアアップの意識が高い人材が多い可能性もあります。
そのような人材は最終的には辞めてしまうかもしれませんが、企業にとっては成果やモチベーション向上の面で、プラスの影響を与えてくれる可能性も高いからです。
まず、ネット上に多くあふれる口コミ・評判ですが、ほとんどは参考にならないと考えたほうがいいでしょう。
理由は、薬剤師転職の仕組みにあります。
薬剤師転職に関するサイトの運営目的が企業やアフィリエイターの利益であるためです。
例えば、ある無名の転職サービスの評価を高くしておきながら、ランキングには全く顔を出していなかったりすることがありませんか?
それは利益のためです。多くのサイトに登録してもらえれば、それで大きな利益が出るからです。
「転職者がサービスを選ぶ参考になるように」とは建前で、そもそも選んでいないのだから参考になりません。
多くのサイトに登録すると営業メールや電話がたくさん来て、その対応に多くの時間を費やすことになってしまいます。
情報の少ない中小サービスに関しては、特に参考にならないサイトばかりです。
その根拠はこの下で提示していきます。
転職サービスを選ぶ際に参考にするサイトは”本物の情報を配信しているか”を吟味する必要があるんですね。
ヤクジョを運営するのは「ジェイネクスト株式会社」という企業。
この企業は2016年4月に4社が合併して出来た新しい会社です。
この中の日本マルチメディアサービス株式会社という企業は、もともとパチンコ業界大手の「セガサミー」グループ。そのため合併した「ジェイネクスト」もセガサミーグループになりました。
セガサミーは日本最大級のエンターテイメント(主にパチンコパチスロ遊具)関連会社です。
薬剤師業界にどれだけ関係があるかと言えば、ほとんどないんですよ。
確かに資金は潤沢なので、これから成長する可能性はあるかもしれませんが、まだ参入したばかり。
アドバイザーに若手が多いのも当たり前の話で、すぐに質の高いサービスを提供してもらえるとは限りません。
実際、合併してすぐの10月に「メール誤配信ミス」がありました。
ヤクジョってサイトから謎の誤配信メールきたwww
— アママ@奪い愛、冬 (@jintsu_riki) 2016年10月25日
ジェイネクストグループの中には人材事業を行っていたところはあるものの、バイトパートや派遣がメインの人材紹介事業であったり、コールセンター事業を行っていた企業で、とても”薬剤師業界の専門家”とは呼べないものです。
ジェイネクストの前に、元々ヤクジョを運営していたのは「株式会社グローアップ」というヘッドハンティングをメインとした人材紹介会社。
こちらは、どちらかというと人材仲介業界の中でも「ベンチャー系」とか「個人事業系」の部類になる中小規模の会社です。
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1、ヘッドハンティングをメインにした「グローアップ」の運営は2016年で終了
2、ジェイネクストの前身「アネスト」は創立して31年は経っているけど、ヤクジョを運営し始めたのは、まだ最近(2016年)
アドバイザーがグローアップからそのまま来ている可能性や、アネストの中に薬剤師業界のエキスパートがいるという可能性がないとは言えませんが、いずれにしても有能なアドバイザーは限られるでしょう。
これで、不明瞭な情報をそのまま載せているサイトが、全くあてにならないことが証明されましたね。
テキトーな評判を作っているサイトに騙されないでください!
転職者と採用する企業の間で起こるミスマッチ。
こんな失敗の話を聞いたことはありませんか?
病院→製薬ベンチャーへ転職
収入への不満からベンチャー企業のMRに年収アップを成功させて転職したものの、社長の性格とそりが合わずに人間関係のストレスを抱えるようになってしまった。
ドラッグストア→調剤薬局へ転職
ドラッグストアで調剤の経験ができないことを理由に調剤薬局へ転職したが、合わない上司だった。少ない他の同僚とも肌が合わず、とても働きづらい。
環境を変えるのは誰だって大変なことです。
せっかく勇気をだして転職するのだから、上のようになるのは絶対に避けたいところですよね。
では、お互いに良くない状況に陥ってしまう原因は何にあると思いますか?
転職者と採用する企業の間でミスマッチが起こり、お互いに良くない状況に陥ってしまう原因。
それは…。
「お互いのことをよく知らない。」
結局、この一点に尽きるんじゃないでしょうか。
企業が自分にマッチするか判断する基準の要素は2つに分けられます。
「数値で測れるもの」と「そうでないもの」です。
数値で測れるもの | 年収、通勤時間、出勤・退勤時間、福利厚生など |
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そうでないもの | 社長の人柄、職場の雰囲気、成長できるか、企業理念・ヴィジョンなど |
ヤクジョはこの「数値で測れない部分」を徹底的に調べ、転職希望者と企業をマッチングすると宣伝しています。
が、この規模でそれは可能なんでしょうか?
・掲載求人数……12,580件
・登録求職者数… 1,970名
という求人数、登録者数のデータはありますが、このうち公開求人は8000件程度。
大手と比べると4分の1から3分の1程度です。
そして非公開の割合は30%程度。規模を考えると、これ以上増えても人手が足りなくなり「数値で測れないもの」の部分を調べることが出来なくなるでしょう。
そうなると本末転倒。
会社の成長に合わせて規模についても増やしていくことが重要になってきますね。
現状で考えられるメリットがないので、少なくともヤクジョに登録する必要はないといえます。
サイト上で登録は簡単で、1分ほどで完了します。電話でも可能です。
後でしっかり自分の希望を伝えるタイミングがあるので、登録は気軽に!
現状ヒアリングのための対面または電話での面談が行われます。
ここでしっかり自分の希望を伝えるのが一番重要。
ワガママかな、と思うぐらい自分の希望を細かく出してしまってかまいません!
年収や勤務地、仕事内容や会社規模など、じゃんじゃん出してください。
希望の求人をたっぷりと出してもらうために、面談では妥協してはいけません。
まずは要望を伝えないことにはまた後悔することになりかねません。
直接やメールで紹介してもらった後は、気になった求人へ応募!
働きながら転職活動すすめられるよう、履歴書の作成サポートや面接日程の調整など、任せられることがたくさん。
面接後の内定、入社にあたっての手続きもアドバイザーがサポート。
給与や入社日などの条件交渉もおまかせです。
仕事をしながら最短3日で転職を決める強者もいるので、転職すると腹に決めたら早いのがアドバイザーつきの転職サービスを使う醍醐味でしょう。
求人の傾向 | 調剤薬局・派遣は割合が多め 関東・関西に集中傾向、地方はかなり少ない |
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勤務形態 | 正社員、アルバイト・パート、派遣、契約社員 |
向いている人 | じっくりヒアリングしてもらい、自分にどういう所が合っているのか相談したいという段階の人 |
公開求人数、非公開求人数ともに他と比較できるレベルにありません。
薬剤師業界に対する知見も、深いものを持っているアドバイザーがどれほどいるのか疑問です。
あえて強みをあげるとすれば、一人ひとりに時間を割いてじっくりヒアリングしてくれるというところでしょうか。ただそれも、絶対的な量が少ないために、希望にあった求人が出せるのか疑問です。
求人数は12,000件前後と業界の中では少ない部類になりますが、会社の規模が大きくないので、妥当な数だと思われます。提載企業を増やすと、アドバイザーの手が回らなくなりマッチングの精度が落ちることになりかねません。
その分個人個人にあったリクルーティングを徹底してくれる可能性はあります。
しかし、業界に参入してそれほど経っていないため、業界知識、コネクションともに十分とはいえません。
VSリクナビ薬剤師
リクルートはノルマが高いので無理やり転職には注意してください!
ヤクジョはじっくりヒアリング、また職場情報をしっかりキャッチすることに力を入れています。アドバイザーは内定後も最後まで親身に相談に乗ってくれます。
しかし、リクナビ薬剤師のアドバイザーは優秀なので、こちらの要望が明確であればあるほど燃えて、素早く条件のいい求人を探してくれるでしょう。ガツガツ来られるのが苦手でなげれば、いい味方です。
全ての面において圧倒的にリクナビ薬剤師が勝っています。ヤクジョに立ち入るスキはありません。
VS薬キャリ
業界最大手の薬キャリは求人の質も量もトップクラス。
アドバイザーの質は薬キャリは優秀な社員が多いですが、割と個性の強い方が多く、合う合わないがはっきり割れる点があります。対してヤクジョは求人数が少ない上に業界に参入して期間もたっていないため経験、知識ともに不安があります。
全ての面において圧倒的に薬キャリが勝っています。ヤクジョに立ち入るスキはありません。
VSマイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師はなんといっても楽天利用者満足度で「4年連続ナンバーワン」を獲得しているだけあってアドバイザーがどこよりも親身になって対応してくれるのが魅力です。
ヤクジョが力を入れているのは、入社後にもアフターフォーローをするような一人一人に合わせた親身な対応。その点でも業界大手のマイナビ薬剤師のほうが経験も豊富なため勝てません。
全ての面において圧倒的にマイナビ薬剤師が勝っています。ヤクジョに立ち入るスキはありません。
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