CBnet薬剤師の口コミ評判

様々な職種も一気に扱う転職サイト。その強さと注意点は？

実はこのCBnet薬剤師、他に医師・看護師・リハビリ職・介護職までも転職サービスを展開しているんです。

CBnetっていう大元があって、CBnet看護師とかも職種別にある感じじゃな。

へえ〜。もう業界全体を一気に攻めちゃえ！って感じね。医療業界に精通してそうよ。

運営会社は一緒で、他に看護師の転職サイトも…と広げるところは割と見受けられますが、１つのサイト内で完結させるのは珍しいと言えるでしょう。 

ということは、一つの病院でも「医師・看護師・リハビリ職・薬剤師」の案件を一気に引き受けていると考えられます。

病院の人事からしたら楽っすよね。一つの会社とやり取りするだけで色んな職種の転職サポートしてくれるんすから。

競合他社にとっては迷惑な存在だな。求人を独占されてたら入りこむスキが無い。

実はここは、強みでもあり、弱さでもあるのじゃ！！

それはそうよね。薬剤師側と企業側の窓口がそれぞれついてるってことでしょ？

一番の問題は、「企業担当は薬剤師に特化していない可能性が高い」ということじゃ。 

なるほど。。色々な職種をカバーしているだけに、企業の担当者は薬剤師について詳しくないかもしれないってことっすね。

その通り！「全て網羅しているから、医療業界全体に精通している。企業とのパイプも太い」ととるか、「薬剤師専門じゃないから、サポートが浅い」ととるか。
どちらにとるかは自由じゃがの。

どんな転職サービスでも、「一企業の各職種に担当がつく」ってのはまずないからな。

まるで普通の転職サイト！？スカウトサービスもあるんです！ 

もう一つ面白いのが、実はこのサイト、企業からのスカウトもあるのじゃ。 

スカウトシステムは、あなたご自身の裁量で転職活動を行っていただけるサービスです。
キャリアブレインが豊富に提供している『自己応募可能求人』へ匿名でのご応募が可能。便利なメール受信トレイ機能もご用意しております。
ぜひキャリアブレインのスカウトシステムを活用し、転職活動を成功させてください！
http://www.cabrain.net/member/service/scout.vm

えっ、スカウト！？じゃあアドバイザーからの紹介じゃなくて、企業から直々に「うちに来て〜！」って来るってこと！？

そうじゃ。あとは「自己応募可能求人」に自分から応募もでき、直接求人先に問い合わせることができる。
一般的な「転職サイト」と同じような形じゃな。

薬剤師の転職は、基本的には専任のアドバイザーが付き、そこで紹介された求人案件を元に転職活動が進みます。 
その理由は、「アドバイザーをつけることで、確実に自社経由で薬剤師を入社させたいから」。

しかし、ここはアドバイザーの紹介も受けつつ、自分の裁量で探して応募することができます。

自分で求人は見れても、自分でやり取りは出来ないものね…！？普通は絶対に担当さんが間に入るわ。 

自分主体で転職活動ができるってめちゃくちゃいいですね〜！並行して紹介も受けれたら嬉しいっす。

会員登録すると、スカウトシステムが無料で利用出来て、自分のプロフィールも匿名で公開ができるため、
企業もその情報を見て良い薬剤師がいれば、スカウトメールを送ることができます。  

ま、わし的には圧倒的にアドバイザーが間に入った方がいいと思うけどな。自分であまり考えずに応募したばかりに、希望条件とは全く違うところに入社してしまった…なんてのは、薬剤師に限らず全部の職種であるあるじゃ。 

企業としてもこれは嬉しいだろうな。目の前に貴重な薬剤師がホイホイ転がってるんだから。これ目的にCBnetと契約しているなんてところもあるかもな。

サイト自体の質は高く、情報収集には最適！

あと、サイトも可愛いじゃろう。今風じゃな！

それ思ったわ！デザインが今時よね。しかも、看護師とか介護職の他のページも、それぞれしっかり作られているから見ていて楽しいわ〜。

CBnet薬剤師は、全体的にサイト単体の質は非常に高いと言えるでしょう。  

特にチェックしておきたいのが、「お役立ちコンテンツ」のところ。

薬剤師の転職に関するコラムが毎週アップされている。

「前職の年収は考慮されるのか」「治験コーディネーターとは」…これありがたいっす。なかなか継続的にコラムが上がってるサイトってないっすよね。

他にも自分にぴったりの働き方がわかる「働き方診断」、現在が適正な年収かどうか？わかる「年収診断」 など、しっかり作られたコンテンツが盛りだくさん。

すごく徹底して運用してる感じがするわね…これ、薬剤師以外でも同じことしてるんでしょ？

しかも、さらには口コミ機能も搭載。会員登録をしたら、１つ以上投稿をすることで他の口コミも全て閲覧可能になるんです。

口コミサイトでもあるわけ！？色々やりすぎでしょ！！ 

転職するには転職先の口コミは絶対に気になる。そしてそれは会員登録しないと見れない……
なかなかやり手っすね。それで囲おうとしてきている感マックスっす。 

デザインも含め、諸々やれることはやって本気で取り組んでいるのは間違いないようじゃ。  

タダオ、ナオコ、目先のことに惑わされるなよ。肝心なのは中身だ。
いくら表向きで頑張っているように見えても、肝心の転職サポートがダメだったら意味がない。

全国に支店がある、実は古株的存在！？

キャリアブレインは全国に11支社。

転職サービス以外に、企業向けのコンサルティング、M&A支援、開業支援、Webメディア運営等、医療に関わる様々な事業を展開しています。

僕、働き方診断で「開業してバリバリやれる」タイプだったんですけど、開業支援もしてるんすね。
あらゆる薬剤師を取りこぼさない感じ、さすがっす(笑) 

開業……か…ワシが過去に失敗したやつじゃな……苦い思い出じゃ。

マイナビ薬剤師でも、サービスを開始して15年程度。
CBnet薬剤師は比較的早い時期から参入してきた、古株的存在と言えるでしょう。

グループ会社でCBnewsを運営。情報には強さがある！？

キャリアブレインはそのグループ会社で、「CBnews」という医療介護業界のニュースサイトを運営しています。

Webメディアとして見るとこのサイトはかなり質が高く、ニュースに敏感な医療従事者にとっては嬉しい存在です。

確かに……！厚生労働省の発表とか、事件性のあるものとか意外と沢山あって追うの大変なのよね… 

ちなみにこのCBnewsは平成19年にYahoo!ニュースにも配信が開始されているぞ。 

僕、これよく見てるっす。 エムスリー運営の薬キャリも便利っすよね！

確かに病院へのコネクションは強い。けどそれだけ説。

CBnet薬剤師の、病院薬剤師の件数を調べてみると約4700件でした。ちなみに調剤薬局は約13000件。

これは、他の薬剤師転職サイトと比べて、病院薬剤師の求人数はかなり多いです。

確かに。調剤薬局求人が８割以上！ってところが多いわよね。  

さっき説明した通り、「一つの病院でも薬剤師以外の職種をまるっとサポートしている」から、病院とのコネクションは強いんじゃろ。 

病院薬剤師はどこも人手不足っすもんね…

そのため、CBnet薬剤師は病院薬剤師希望者にはオススメです。
ということは、逆に「調剤薬局」「ドラッグストア」「OTC」等、病院以外での働き方に関しては弱いということになります。

知っての通り、病院薬剤師＝薄給・業務過多・人間関係が複雑なイメージがあって、それはどうしても否めないのじゃ。

>>【特集記事】 病院薬剤師はブラックが多い！？奴隷にならない薬剤師のすすめ 

病院薬剤師の女友達は、看護師との関係が本当に最悪で、業務どころじゃなかったって言ってたわ…

やりがいはすごくあるし経験もつくだろうけど、やっぱ良いイメージはないっすね…
やっぱり僕は調剤ありのドラッグストアとか、穏やかな環境で働きたいっす。

病院に太いパイプを持っているため、病院内の内情は他の薬剤師転職サイトよりも詳しく、知れる情報も豊富です。

紹介される求人が病院薬剤師ばかりということもあります。 

「絶対に調剤薬局勤務がいい！」という人には、まずは大手の求人数が多いサイトに登録した方が賢明でしょう。

ノルマ風土が高い社風。アドバイザーの質に不安

肝心のアドバイザーの質ですが…運営元のキャリアブレインの口コミを見てみると、

「ノルマ風土が強い社風」「長時間勤務が当たり前」「優秀な社員ほど抜けていく」
という不穏な口コミが多数見受けられます。

アドバイザーさんも大変よね…！

キャリアブレインの採用ページを見ると、キャリアアドバイザー職への応募資格は

"4年制大学卒以上、営業経験もしくはお客様対応経験3年以上（業界不問）"とあります。

営業経験ありで、しかも業界不問って…割と誰でも応募できるんすね。 

ま、もちろん薬剤の知識があったり、医療業界出身者は優遇されるじゃろ。
ただ、アドバイザーによって質が違うことがあるのは明らかじゃな。

「ノルマ風土が強い」ということは、数字目的のため、薬剤師に寄り添った転職支援が出来ないということも考えられます。 

病院とのコネが強いあまりに、それを維持するために何としてでも入社させなきゃ…！っていう意識は少なからずあるだろうな。
お得意さんがいなくなっちゃあ困るわけだ。そんな要素を自分の大事な転職に持ち込まれて、我慢できるか？

薬剤師転職は売り手市場。

どう利用されるかも、どう利用するかも自分次第。しっかり考えて最善の選択肢を選びましょう。 

なんだかんだ言っても、CBnetに掲載している情報は価値があるものじゃ。登録せずとも、常に見ておいて損はないかもしれんな。   

CBnet薬剤師の登録から転職までの流れを徹底解説

STEP1 公開求人から気になる企業を選択し登録

サイト上で登録は簡単で、1分ほどで完了します。
スマホから、PCから、どちらでも登録可能です。

後でしっかり自分の希望を伝えるタイミングがあるので、登録は気軽に！

STEP2 面談

現状ヒアリングのための対面または電話での面談が行われます。
ここでしっかり自分の希望を伝えるのが一番重要。

ワガママかな、と思うぐらい自分の希望を細かく出してしまってかまいません！
年収や勤務地、仕事内容や会社規模など、じゃんじゃん出してください。

希望の求人をたっぷりと出してもらうために、面談では妥協してはいけません。

まずは要望を伝えないことにはまた後悔することになりかねません。

STEP3 求人紹介、面接

直接やメールで紹介してもらった後は、気になった求人へ応募！
働きながら転職活動すすめられるよう、履歴書の作成サポートや面接日程の調整など、任せられることがたくさん。

STEP4 内定

面接後の内定、入社にあたっての手続きもアドバイザーがサポート。
給与や入社日などの条件交渉もおまかせです。

仕事をしながら最短3日で転職を決める強者もいるので、転職すると腹に決めたら早いのがアドバイザー付きの転職サービスを使う醍醐味でしょう。 

ちなみにどこのサービスに登録しても、電話がすぐかかってくるから心の準備はしておくように。メールが良い場合はちゃんと書いておくんだぞ！

CBnet薬剤師の強みは？……医療業界に精通

CBnet薬剤師の強みは、サイト自体の充実さ。

登録すると各企業の口コミが見れたり、タメになるコラムを更新していたり、グループ企業がCBnewsという医療業界のニュースサイトを運営していたり…
うまく自分に必要な情報を吸い上げちゃいましょう！

CBnet薬剤師の注意点は？……病院薬剤師以外は弱い

薬剤師以外でも、CBnet内では医師・看護師など様々な職種の転職サポートに対応しています。

そのため、病院等の大きな施設の案件には強いが、調剤薬局やドラッグストア等、薬剤師がメインの職場への知見は期待できないのも事実。

病院薬剤師はやりがいを求めないとキツいわよね〜… 

コネの維持のために、無理やり病院を紹介してくる可能性もアリじゃぞ。気をつけるのじゃ。

トップ3社とどう違う？CBnet薬剤師VSトップ3社！

VSリクナビ薬剤師

リクルートはノルマが高いので無理やり転職には注意してください！
ヤクステはじっくりヒアリング、また職場情報をしっかりキャッチすることに力を入れています。アドバイザーは内定後も最後まで親身に相談に乗ってくれます。

しかし、リクナビ薬剤師のアドバイザーは優秀なので、こちらの要望が明確であればあるほど燃えて、素早く条件のいい求人を探してくれるでしょう。ガツガツ来られるのが苦手でなげれば、いい味方です。

全ての面において圧倒的にリクナビ薬剤師が勝っています。CBnetに立ち入るスキはありません。

僕はまったりで良いっすわ〜〜

VS薬キャリ

業界最大手の薬キャリは求人の質も量もトップクラス。
アドバイザーの質は薬キャリは優秀な社員が多いですが、割と個性の強い方が多く、合う合わないがはっきり割れる点があります。対してヤクステは求人数が少ない上に業界に参入して期間もたっていないため経験、知識ともに不安があります。

全ての面において圧倒的に薬キャリが勝っています。CBnetに立ち入るスキはありません。

 

薬キャリのイメージはかなり高いわね。信頼できそうよ。

確かに男性薬剤師は少ないから、自分にあった相談ができそうで良いっすね。

VSマイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、優秀な社員が多いので説得力がある説明をしてくれ、職務経歴書の添削や面接対策や手際が良いです。入社にあたっての条件交渉もお手の物。

どうしてもこの求人は他では扱ってないんだ、というケースでなければ、マイナビ薬剤師を選んでおくのがいいですね。

 

マイナビはリクナビ、薬キャリと違って自分のペースで進められそうっす。

とりあえずリクナビ薬剤師かマイナビ薬剤師か薬キャリのどれかに登録して、サブで他のサイトを使うのが賢いぞ！！！！

むしろ、大手3社は全部登録しておいても損はないはずじゃ