調剤薬局転職で失敗しない!目的別・調剤薬局の選び方【完全版】

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薬剤師転職ナビ特集「調剤薬局転職で失敗しない!目的別・調剤薬局の選び方【完全版】

いまの調剤薬局を辞めたい!または、病院やドラッグストアから調剤薬局に転職したい。

そう考えている薬剤師の方向けに、転職で失敗しないポイントと調剤薬局の基礎から応用まで、転職のコツを薬剤師転職のプロ目線でお伝えします。

実は、調剤薬局の数は多い分、転職で失敗する薬剤師の数も多い!!!
ほんっと、許さない……求人では「雰囲気のいい職場」だって書いてあったのに……
中小規模の調剤薬局は、人数が少ない分、
その場で働く人や経営者に大きく左右されるからの……

しかし大手を選んだとて、給料が高いわけではないんじゃ……  
みんな怖い顔して話してますけど、どんだけ闇が深いんすか……いつか調剤薬局で働いてみたいけど、転職は失敗したくないっすよ……
自分の目的さえ見失わなければ、大きな失敗は避けられる!
調剤薬局の転職の極意を教えてやろう!

目次でわかる調剤薬局

調剤薬局への転職、あなたが一番大切にしたいのは?

今まで3回転職したけど、お給料いいとこは忙しいしまったり働けるところは人間関係がドロドロだし……どうしたらいいのよ?
すべての条件がいい薬局なんてない……「理想の薬局」は人によって違う!!

転職において大事なのは、「今回の転職で最優先したいことは何か」を見極めることじゃよ!
ライフステージや環境の変化で、働き方変えたくなったりするもんだろ? 

そんな時に、自分の人生の変化に合わせて転職!ってのがしやすいのが、調剤薬局で働くメリットだよな。

だからシンプルに、「今回の転職では何が目的か」を明確にしておけば、悩むことはないぞ。
確かにその通りね…….!

目先の好条件の求人に釣られちゃうけど、ちゃんと何が目的で転職するか、考えてみるわ!

調剤薬局の求人数の多さはメリットですが、目移りして決められない……なんて方も多いでしょう。
単純に「前よりも年収が上がるから」「大手チェーン経営だから」という理由で求人を選んではいけません。

転職失敗の裏側によくある原因は、「●●●だからと思って転職したのに、自分が求めていたのは●●●ではなかった!」といった、自分自身の中に芽生えるギャップなんです。

だから、調剤薬局への転職で何を一番に求めているか、しっかりと自分でも理解しておくことが大事。

環境のいい調剤薬局を探しているのか、
自身の薬剤師としてのキャリアアップを求めて転職なのか、
それとも、調剤薬局の中でも給与が高いところを探しているのか………

あなたは今回の転職で、何を大事に求めていますか?

人間関係や年収アップなど、転職理由を7つのパターンに想定して、転職すべき調剤薬局のタイプをまとめました。自分に当てはまる項目はぜひチェックしてみてください。

【転職理由No.1】 人間関係がいい調剤薬局で働きたい!

狭い調剤室で長い時間過ごすからこそ、人間関係サイアクな職場からは逃げ出したいわ……

人間関係を気にするのであれば、店舗の規模が大きい中堅〜大規模チェーンの調剤薬局を中心に求人を見ることをオススメします。複数店舗経営であれば、ヘルプや配属替えで薬剤師の出入りがあるので、風通しのよさはあるでしょう。

やはり人数の少ないクリニックの門前薬局などは、働く人が固定化されてヒエラルキーができてしまいがち。相性が合う・合わないがパッキリ別れるので、避けたほうがいいですね。

ただ、薬局全体の規模が大きくても、1店舗あたりの薬剤師人数が少ないケースもあるので要確認。逆に、いっそ一人薬剤師で気楽に働く、という選択肢もあり。

間違いなく言えるのは、面接時に職場見学をしっかりするべき!
調剤室に書類が溢れるなど荒れている、なんだか薬剤師同士がギスギスしている、など、肌で感じてジャッジメントしてください。

職場環境といった数値化されにくい情報は、転職サービスのアドバイザーに直接聞いたほうがいい。

面接同行などで直接薬局にて出向いてたりするから、現場を知っているケースもあるんじゃ!
使えるエージェントは、
「実はここ数年の離職率が低い」とか、
「有給休暇がしっかり取れる」とか、

求人票に出てないデータも持っている!使い倒せ!!

 人間関係のいい薬局のポイント

中堅~大規模チェーン調剤薬局がオススメ

⇒1店舗あたりの薬剤師人数がある程度あるのが大事。逆に一人薬剤師で気軽に働く、という選択肢もあり。

面接時に職場見学をしっかりと!

⇒求人情報にない現場の空気感は目で見て確かめて。転職サービスのアドバイザーから裏情報を仕入れるのも有効。

転職理由7パターン&転職のポイント
人間関係がいい職場に行きたい
子育てしながら働き続けたい
仕事はそこそこに稼ぎたい
年収アップしたい
福利厚生のいい薬局で働きたい
専門知識を身に着けたい
様々な処方箋を扱いたい
 他の薬剤師とどう違う?給料・休日・スキルを比較検証
 ブラックな調剤薬局を避けるために、気を付けるべきポイント

【ママ薬剤師注目】 子育てしながら、長く働き続けたい!

育休・産休があるのはもちろんよね。

あと、子どものお迎えの早上がりや、急な予定変更にも対応してもらえる薬局が理想……あるよね?

子育てしながら調剤薬局で働きたい。そう考えるならば、家や保育園からの距離が近いのはもちろん、ママ薬剤師やパパ薬剤師に理解があるかどうかが鍵ですね。

産休・育休の取得実績がある薬局や、正社員でも時短勤務など対応している薬局、パートタイマーで幾人もママ薬剤師が働いている薬局、などがオススメです。

お子さんが小さいうちは、急な体調不良によるお休みなどもあるでしょう。そういった諸事情に対応できる人員がある程度ある、中堅規模以上の薬局がベター。

ただ、お子さんが大きくなってきたら、少人数でアットホームなクリニック門前薬局でまったり働いたり、派遣薬剤師として時間きっちり&プライベート重視で働くのもアリですね。

転職サービスでも、子育てしながら働く薬剤師向けの求人は豊富に用意しておる!

ママ薬剤師向けのサイトを用意している薬キャリはいい例じゃろう。
調剤薬局の求人数が多いマイナビ薬剤師もオススメだぞ!

面談フォローが手厚いから、こちらの要望も伝えやすい。
 あわせて読みたい:調剤薬局への転職は、女性薬剤師の悩みに有利?
 あわせて読みたい:薬剤師産休明けは復職?それとも転職?


  子育てしやすい調剤薬局のポイント

理解のある調剤薬局を探そう

⇒産休・育休の実績あり、など、先輩薬剤師がいると安心!ある程度人員に余裕のある中堅規模以上の薬局がベターです。

転職サービス選びも肝心

⇒ママ薬剤師向けサービスのある薬キャリや、調剤薬局求人の豊富なマイナビ薬剤師など、理解ある転職パートナー選びで転職活動は楽になります。

【気楽さが大事】 仕事はそこそこに稼ぎたい

仕事の忙しさはそこそこ……稼ぎがよければ文句なし!

……なんて都合のいい穴場の調剤薬局も、あるんでしょ?

調剤薬局を選ぶからこそ、「そこそこ働いて、それなりに稼げる」というオイシイ求人は気になりますよね。

クリニックの門前薬局は、仕事量が少なくアットホームな職場が多くてオススメ。
ただし少人数な分人間関係が密になりがちなので、職場環境を見学して見極める&アドバイザーにしっかり食い込んで聞くことが大事。

忙しさの目安は、処方箋に対して人員がどれぐらいで配置されているかのチェックをぬかりなくしていきましょう。目安は、年間平均処方箋一人当たり40枚が理想(耳鼻科、眼科、歯科の処方箋は2/3枚で計算)。

薬歴記入

あとは、ほぼ間違いなく忙しい総合門前やドラッグストアの併設調剤薬局を避けるのも大事

派遣薬剤師として働くのもいいでしょう。仕事は仕事として割り切って働いて、残業もなくさっと帰ることができます。

ただやはり、好条件の薬局求人は人気なので、応募が早く集まりがち。

人気の求人をつかまえるには、ずばり、アドバイザーに正直にこちらの求める条件を遠慮なく言うこと。
アドバイザーとしては条件を明確に伝えてくれる転職者はありがたく、紹介できる求人のイメージは沸きやすいので、しっかりと要望を伝えてくれる求職者には、まだ公開されてない求人も先に教えてくれます

転職サービスのアドバイザーも人間だからな、こいつは転職早そうだ、と思ったら協力的だぞ。

信頼できるアドバイザーとの関係性づくりがキモだな。
まぁもちろん転職する身としては、「いい求人かどうか」かどうかは、紹介されてすぐには判断しかねるじゃろ。

だから複数の転職サービスに登録して、各サービスが出してくる求人を見比べるのが賢い転職方法じゃな。
  あわせて読みたい:薬剤師転職でゆっくり働くためには?


  仕事量がそこそこの調剤薬局のポイント

・処方箋数を聞いて忙しさを逆算すべし

⇒1人当たりの処方箋枚数を確認!クリニック門前薬局はアットホームでよし。総合門前やドラッグストアの調剤併設は避けましょう。

・転職アドバイザーに伝える要望は明確に

ライバルの多い求人なので、他の転職者よりも求人を紹介してもらいやすくしておく裏技を使うべし。アドバイザーに伝える条件は明確に!コミュニケーションをマメにとるのも◎

【収入第一!目指せ1000万!?】年収アップできる調剤薬局がいい!

この転職で年収アップしたいわ!!!

次の転職の交渉ベースにもなるしね♪

年収アップを第一に考えて調剤薬局求人を探すならば、運営企業の規模を見るのが大事です。大手チェーン経営より中小経営の薬局勤務のほうが手取りが高くなる傾向にあるのを、ご存知ですか。

なぜなら、大手は経営効率化に積極的なため、人件費以外にもに利益配分をしなければならないから。また、少ない人員で効率よく経営するため忙しいわりにはお給料が……というケースもままあるのです。

また、管理薬剤師などの役職つきになればプラス年収50万〜100万円もありえるでしょう。

お給料アップ

そして、忘れてならないのは勤務地の立地。大都市圏では薬剤師の年収はなかなか上がりませんが、過疎地に行けば年収800万〜。穴場の求人では年収1000万も夢ではありません。

今お住いの通勤圏であっても、「マイカー通勤可」と表記あるような車通勤必須な立地の薬局へ転職すれば、年収アップもありえるでしょう。

高年収の求人は様々な転職サービスから情報をもらうのがいい!

高年収の求人は、転職サービス側にとっても収益に直結なので協力的だ。年収アップの交渉も任せられるぞ。
薬キャリは、他者のエージェントとも連携してしてスカウトを受けられるので要チェック!

しかし、ただ単に年収だけを考えるなら、ドラッグストア勤務の方が高いケースもあるぞ!両方の求人を見比べてみろ!
  あわせて読みたい:ブラックなドラックストアには要注意!


 年収アップできる調剤薬局のポイント

中小規模、管理薬剤師、地方求人を狙え!

⇒大手=年収が高いわけではないのが、調剤薬局転職のポイント。年収アップだけを考えるなら、ドラッグストア転職も視野にいれてみて。

転職エージェントを頼るべし!

高年収求人は転職サービス側も決めたいので、求人探しから年収アップ交渉まで協力的。スカウトが受けられる薬キャリなどのサービスがオススメ。

【優良企業求む】福利厚生のいい薬局で働きたい

いちど福利厚生のいいところで働いちゃうと、どうしても転職の時に気になっちゃうのよね~!

いろんな手当がある薬局の求人ってある?

大手チェーンの調剤薬局は給与額面は少なくても、福利厚生で待遇が底上げというのはぜひ押さえておいてほしいポイントです。

資格手当、住宅補助、扶養手当……様々に用意しているので、月収が減っても充実した福利厚生で生活が楽に……なんてケースもあるぐらいです。

中堅規模の薬局チェーンも徐々に整備が整ってきているので、ピンポイントで気になる薬局があればぜひ面接を受けてみましょう。

ただし……転職アドバイザーなどに「福利厚生がいいところで働きたい」と言うのはアリだが、調剤薬局の面接官には伝えないようにな。
うむ、、、採用側や経営者にとってはかなり心象悪いからのう。今働いている人にむけて、利益を還元するのが福利厚生じゃから。

面接のとき志望理由を聞かれたら、「理念に共感して」とか「専門を極めたくて」など、別の理由を用意して面接に挑むんじゃ。

 福利厚生のいい調剤薬局のポイント

経営規模の大きいチェーン&中堅がオススメ

⇒安定経営で基盤がしっかりしている大手は、すでに福利厚生が整っている傾向。

中堅以上の薬局も福利厚生を整える体力があるので、しっかり経営安定&歴史ある薬局を狙っていきましょう。

・福利厚生について面接では語らない

⇒面接官や経営者にとっては、福利厚生=働いている人への利益還元。だから働く前段階の「面接」では、福利厚生に期待しすぎるそぶりをみせないこと!

深く突っ込みたいならば転職エージェントを通して質問しましょう。

【スキル&キャリアアップ】専門知識を身に着けたい

専門的な調剤ができる薬局で働きたいわ!

在宅医療での調合も経験積みたいしね。

薬剤師として学び続けたいのであれば、勉強の機会が多い大規模チェーン、都市部で勉強会など参加しやすい中規模薬局がオススメ。地元の薬剤師会とのつながりがあるかもチェックしておきたいですね。

単一薬局でも、漢方薬局など専門性が高いところで学びたい、とマッチしているならぜひ一歩踏み出して、面接を受けてみましょう。

また、在宅医療に取り組む調剤薬局も増えてきています。無菌調剤室をつくり様々な調剤に対応する、というのは今後の調剤薬局経営としても利点が大きいです。

栄養療法・緩和療法など在宅医療は多様な調剤ができ、各種の専門薬剤師・認定薬剤師の勉強になる、資格が活かせるという点でも魅力的ですね。

勉強熱心な薬剤師には病院勤務もオススメではある。

しかしやはり時代は在宅医療じゃ!訪問介護ステーションやケアマネージャーと連動した、チーム医療をしている調剤薬局は学びが豊富じゃな。
在宅医療は大手だけでなく、中小規模の薬局でも積極的に参入しているな!

また、人事評価の中に専門薬剤師・認定薬剤師を評価する項目があるかどうかで、勉強に肯定的な環境かどうかも探れるな。

直接聞きにくければ、アドバイザーを通して質問するのもアリだぞ!
  あわせて読みたい:キャリアアップに資格は有利?認定薬剤師・専門薬剤師の現実


 専門知識を身に着けられる薬局のポイント

・勉強の機会があるのは大規模チェーン・中規模薬局

⇒教育制度が整っているか、専門薬剤師・認定薬剤師への評価項目があるかなど確認!自分で聞きにくい質問は、転職サービスのアドバイザーを通して質問を。

在宅医療に取り組む調剤薬局もオススメ

⇒一般的な処方箋調剤以上の経験がつめるので、スキルアップ・キャリアアップの転職先として在宅医療を行っている調剤薬局はおすすめです。

【多忙でも学びが豊富】様々な処方箋を扱いたい

やっぱり今後、どんな調剤薬局に行っても働けるよう、いろんな科目の処方箋を扱えるようになりたいわ!

処方箋スキルは高めておきたい、転職の保険としても……と考える薬剤師もいるでしょう。

また、病院やドラッグストアからの転職、未経験からの調剤薬局の薬剤師は、不安に感じるポイントは「調剤薬局ならではの処方箋をこなせるかどうか」ではないでしょうか。

総合病院門前薬局は忙しい分、処方箋を多くさばけるのでお勧めです。特に若くて体力のある薬剤師はぜひチャレンジしてほしいです。忙しい分、給料も高めに設定されている傾向にあります。
薬の在庫も多く、1,000種類以上~多いところで4、5,000種類も常備していることも。

薬剤

また、大手チェーンや中規模の複数店舗運営の薬局では、店舗異動やヘルプで複数の薬局勤務を経験できるチャンスがあります。同じ経営下の薬局でも、薬局によって使用する薬剤メーカーが違ったりするので、複数店舗での調剤経験はスキルアップのチャンスなんです。

積極的に薬局内でローテーションさせる経営方針の薬局もあるので、興味があればぜひ転職エージェントにリクエストしてみてください。

処方箋スキルが上がれば、転職先に困ることナシじゃ!
総合門前はさすがにキツそう……なんてひるんでしまうなら、単科門前薬局さえ選ばなければ大丈夫だ。

求人には扱う科目も掲載していることが多いが、わからなければアドバイザーや面接でしっかり確認だ!

 様々な処方箋を経験できる調剤薬局のポイント

総合病院の門前薬局は一番オススメ

⇒風邪から希少疾患まで、様々な経験が詰めるのは総合門前の調剤薬局常備されている薬の在庫も豊富なので、先輩薬剤師に聞きながら知識を広げられる!

・複数店舗への勤務ができる、大手~中規模薬局もあり

⇒様々な専科の処方や薬剤メーカーの薬に触れられるチャンスが広がる。ヘルプや店舗異動が可能な、ある程度規模の大きい複数店舗経営の薬局を狙いましょう。

 

他の薬剤師とどう違う?給料・休日・スキルを比較検証

自分は企業薬剤師なんで、調剤薬局ってそこそこ楽そうでいいな~ってイメージあったんですけど、薬局によって違うんすね!

ちなみに、企業や病院、ドラッグストアの薬剤師と比べると、お給料とかどうなんすか?
正直、調剤薬局勤務は他の職場よりオイシイんだよな。
さまざまな角度で比較してやろう!

給料でいうならば、ドラッグストア&大手製薬>調剤薬局>病院

給料ならばドラッグストア&大手製薬がダントツ好待遇だ!!!

 給与比較

ドラッグストア&大手製薬>調剤薬局>病院

ドラッグストアの店長・エリアマネージャーともなれば800万overも見えてくるぞ!
あとは外資大手製薬のMRになって、バリバリ営業できれば1000万プレイヤーも夢ではないじゃろう
大手は給料いいってよく言われるけど、そんなんMRとか研究所長とか、一部に限られますからね~……一般社員は、順調に昇給してって600万~って感じっすかねぇ~
そう!大手は給料いいとはいっても、ポストが限られているのがネック。
新卒じゃないと入りにくい研究職とか転職で狙ってもキツいからやめておけよ。

調剤薬局も細く長く働いて600万円~、地方なら800万~1000万円も狙える!
なので、稼げる調剤薬局薬剤師を目指すのは、大アリだ!

休みのある環境は、調剤薬局&大手製薬>ドラッグストア>病院

休みがしっかりとれるのは、調剤薬局と大手製薬じゃ!

 休日・福利厚生など比較

調剤薬局&大手製薬>ドラッグストア>病院

ブラック調剤薬局にさえ当たらなければ、残業は少なく・早く帰れるホワイト薬局もあるぞ!
いまの薬局に転職してからは、合コン前にヘアメイクフルチェンジする余裕だってあるぐらい、定時にしっかり上がれるようになったわ~!!!
ほんと、休みがとりにくい・残業が常態化しているブラック調剤薬局には注意な……
やっぱり、勤務時間が長いドラッグストアと、急性病院は長時間労働になりがちじゃ……
ブラック調剤薬局も「営業時間」「処方箋枚数」がポイント

一人当たりの処方箋枚数が多すぎたり、営業時間が長すぎる調剤薬局はハードワークになりやすいので、まったり働きたいなら気を付けるんじゃ!

スキルアップならば、病院>調剤薬局>大手製薬>ドラッグストア

やはり、スキルアップを狙うなら病院、特に急性期病院はかなり力がつくんじゃよ!!!
その次に外せないのが、調剤薬局じゃな。

 医療スキルアップ度比較

病院>調剤薬局>大手製薬>ドラッグストア

大手は大手、ドラッグストアはドラッグストアそれぞれのスキルが身に着くが、
ぶっちゃけ調剤薬局での調剤経験があると、転職先の選べる数が断然違う!!!
日々の処方箋で鍛えてるからね、私たちはっ!!!
確かに自分、未経験でいきなり調剤薬局に転職とか、キビシー気がするっす
未経験だったらはじめに教育体制がしっかりしている大手調剤薬局から調剤経験をスタートさせるのも賢い手じゃな

 

ブラックな調剤薬局を避けるために、気を付けるべきポイント

自分の転職目的とマッチしていても、あまりにも労働環境が悪いブラック薬局では、長続きしないだろう。

だから、ブラックさがちょっとでも薄い職場を選べ!!!転職時に気にするべきポイントをまとめたぜ!

1人あたり処方箋40枚+1人が理想だが……

正直、1人あたり40枚の処方箋をまわせる人員配置に、もう1人ぐらい薬剤師が余分にいると休みもとりやすく、業務に余裕がうまれる。
ただし、そんなに恵まれた調剤薬局ばかりではないのも現実じゃ。
激務になりにやすい調剤薬局の傾向をまとめておくから、参考にしろ!

高給なら激務でもいい、ってヤツは、これを押さえていて提示給与が高いところに転職するんだな。

 激務になりやすい調剤薬局の傾向

・営業時間が長い(例:9:00~21:00)
・土日も営業している
・総合病院の門前
・1人薬剤師である

キャリアアドバイザーに本音を聞け!

ブラック薬局に入りたくなかったら、キャリアアドバイザーを頼れ!
転職サイトは常に自分の受け持ち地域の求人をチェックしてるから、本音を聞くのがいいぞ

  キャリアアドバイザーに確認するポイント

  気になる求人があったら

いつも求人を出している薬局なのか、今回だけなのか
求人を出した過去があればどのぐらいのスパンで新規募集出したのかチェック!

求人募集が頻繁であれば、離職率の高いブラック求人の可能性あり

 給料が近隣の調剤薬局より高く提示されていたら

忙しいか、難しい仕事のケース大。高給の根拠をチェック!

 疑問があればズバり聞いてしまう

キャリアアドバイザーは自分の意見を言ってくれる薬剤師、大歓迎!
要望・不満・疑問点をクリアした求人を新たに探してもくれる

ぶっちゃけ、若い子が多い職場がいいです、とか、言っちゃっていいんですかね?
(はぁ!?……1人薬剤師でもやって、若い事務員の子に囲まれてきたら!?)
要望はどんどん出すほうが、アドバイザーもぴったりの求人を見つけやすいぞ!
ちなみに大手調剤は若い子も多いが、業務内容が幅広くて苦労するぞ。
(……ニヤリ……)
 

職場見学には絶対行くべき。結局は一緒に働く人との相性

薬剤師の人数は足りているか、薬歴が溜まりがちになっていないかなど確認するためにも、職場見学は絶対しておくべきじゃ。

ピリピリしてる現場は、転職しても定着しにくいぞ!!
見るべきポイントはいっぱいあるからな。まとめておいたぜ。

 職場見学の時見ておくべきポイント

 独身者だけに偏っていないか

若くて長時間働ける人しか続かない職場かどうか、チェックできるポイント

 年齢の高い人、長く働いている人だけに偏っていないか

若い人や転職者が馴染みにくい原因が隠れているかもしれないのでチェック
長い間うまく職場がまわっていて欠員なかったケースもある。

 調剤室の中も見学させてもらう

書類が溜まっていないか、整理整頓がなされているかなどチェック
薬剤師が疲れている職場は、環境が荒れていることも多いからな

対面カウンセリングが丁寧なマイナビ薬剤師なら、親身に話を聞いてくれるので、すぐに転職を考えてなくても足を運ぶ価値はあるぞ。

調剤薬局の求人数も多い!地域密着の求人も扱っている。
◆マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師
在宅医療など医療スキルをアップしたいなら、医療業界に強い薬キャリを頼るのじゃ。
専門知識のあるアドバイザーがいるから、的確な求人紹介をしてくれる。

◆薬キャリ

薬キャリ